ENTORRESの自動匿名化用DICOMゲートウェイはCTやPACS等から送信またはゲートウェイからQRした画像を一定のルールに従い自動匿名化することのできるシステムです
大量の画像や日々の多くのスタディを一括して匿名化するため研究用のDICOMヘッダの処理が非常に簡単
標準タグからプライベートタグまで匿名化または指定の文字や数値を挿入すること等の操作するヘッダの指定は自由に選択可能
PACSやCT/MRI等のモダリティ、内視鏡や心電図等のDICOM変換された画像等、ほとんどのDICOMシステムと接続が可能
保管された画像の検索画面や簡易Webビューアの搭載も可能
HTMLプロトコルに対応しており、インターネットエクスプローラ等のブラウザが搭載されたパソコンであればどこからでも検索・閲覧が可能
PatientIDの再起可能暗号化処理により、匿名化によって後ほどオリジナルの患者にたどりつけなくなる問題を解決
一定の定めた判断基準により治験IDや研究IDをすべての画像のPatientIDタグ若しくは指定されたタグ領域に書き込むことが可能
DICOMヘッダ上、必須項目となりがちな患者の生年月日や撮影日(StudyDate)等を例えば実際の日付より280日以前の日付にする等の病院が決めたルールに従い書き換えが可能
このルールも多数設定でき、単純な日付指定の他に病院が決めた計算式に従った日付の書き換えや、撮影日や生年月日の匿名化をはかりつつ年齢や撮影日の古い、新しいの順番の間違いを防ぐことが可能
匿名化と同時にDICOMヘッダから指定された内容をXMLやTXT等のファイルに出力したり、DBDパケットやHL7等で指定された機器に送信することも可能です。
ENTORRESではDICOMヘッダの書き換えに関しての各種データベースの作製や共同研究事業等を大学や総合病院グループと長年行っており、DICOMヘッダの書き換え処理についてはかなり柔軟な対応が可能
診療での使用は原則として行っておりませんが、研究、治験、遠隔読影、他施設共同研究等でDIOCMの処理が必要な場合はぜひご連絡ください